こんにちは。看護師”にこ”です。
20代でアクティブに生きたい看護師であれば、一度は応援ナースに行ってみたいと考えたことがあるのではないでしょうか。
- 仕事もプライベートも充実させたい
- お給料をもっと貰いたい
- 沖縄好きで応援ナースが気になる
このような20~30代の看護師に向けて沖縄応援ナースの体験談をブログにしていきます。この記事では、実際に応援ナースを経験したからこそ分かることを伝えていくので、興味がある方はぜひ参考にしてみてください。
沖縄本島で応援ナースの手取り・期間は?
新卒で3年間急性期病院で働いたあと、沖縄で応援ナースをした経験があります。元々半年間の予定でしたが想像以上に居心地がよく、2年間沖縄に住みました。
「応援ナースをやってみたいけどなかなか一歩踏み出せない」という方には、ぜひ思い切ってチャレンジしてほしい!と思えるほど、沖縄での生活は素敵なものでした。
沖縄応援ナースの手取り・待遇・期間は?
沖縄応援ナースの手取りや待遇、期間について紹介します。
給料と手当について
給料は夜勤4回〜5回/月で総支給32万円前後、家賃が天引きされて手取り25万円ほどでした。
この給料に加えて、応援ナースには「応援手当」があり、月5万円支給されていました。
合計で手取りは30万円超です。
高給与ではないものの、手当が支給されること、沖縄の人の温かさや働きやすさ、ストレスや業務量の少なさを考えると十分な金額でした。
待遇(家賃補助・家具家電の提供)
家賃補助について
応援ナースの求人では家具家電付きの寮が完備されていることが多いです。わたしの場合、家賃は病院側と折半で、自己負担額は35,000円でした。応援先によっては家賃やガス光熱費が無料なところもあります。
家賃無料がいい!って人は希望条件に入れましょう。
家具家電の提供について
家具家電は、求人の記載と実際に用意されているものが違う場合もあるので、担当者を通して事前に確認しておくのがおすすめです。
実際にわたしが住んでいた寮はこんな感じでした。用意されていたものは、冷蔵庫、テレビ、エアコン、タンス、カーテンです。Wi-FiはなかったのでポケットWi-Fiを持っていきました。
赴任先へ行くときは、荷物は必要最低限にして、生活するなかで足りないものがあれば現地やネットで買うのがいいと思います。
応援ナースの期間
応援ナースは最短3ヶ月から可能です。
具体的な、期間は応募先で変わってくるので求人情報を見るときに確認してみてください。一般的には6ケ月から募集しているところが多いですね。
応援ナースの期間は延長もできるので、働きやすい職場であれば相談して期間延長できます。
応援ナースにハマり期間延長して数年いる看護師も多いです。
\ 応援ナースするならナースパワー /
【口コミ】沖縄応援ナースのメリット・デメリット
沖縄応援ナースがどのような感じなのか気になる方も多いと思います。実際の現地での体験談や当時の写真を交えながら口コミとメリット・デメリットを紹介していきます。
沖縄応援ナースのメリット
沖縄応援ナースをしてみて感じたメリットは次の3つです。
- 色々な人と出会い、知らない世界を知ることができる
- 自然に触れる機会が増える
- 仕事の負担が心身ともに減る
それぞれ紹介します。
➀色々な人と出会い、知らない世界を知ることができる
看護師って、正直すごく狭い世界だと思うんです。必然的に関わる人は医療従事者ばかりで「ほかの世界を知る機会が少ないな」とよく感じていました。医療業界だけにいると、ほかにどんな生き方があるのか、知っている人生のサンプルがなかなか増えません。
だから「もう看護師やりたくない」と思っても「でも看護師以外できないしな……」と悲観的になることってありませんか?そんな方こそぜひ沖縄に行ってみてほしいなと思います。
沖縄応援ナースをする人はやっぱり人より行動力があったり、バイタリティに溢れていたりする人が多かったです。そういう人たちと一緒にいると「こんな生き方もあるんだ」とか「自分も挑戦してみよう」とか、ポジティブなエネルギーが湧いてくる感覚がありました。
応援ナースだけでなく現地の人も「なんくるないさー」と、いい意味で適当に生きている人がたくさんいてすごく生きやすかったです。わたしは沖縄で色々な人や生き方を知って、人と比べて落ち込んだり、なにか頑張らなきゃいけないと悩んだりすることが減りました。
確実に自分らしく生きられるきっかけになったと思います。
②自然に触れる機会が増える
沖縄では、海、空、星、植物など、自然のなかで過ごす時間が多かったです。
休日は海に行ってぼーっとしたり、サンセットを見に行ったり、SUPやダイビングをして思いっきり自然と戯れたり。都会ではできないたくさんの経験がありました。
自然のなかで遊ぶと、疲れるけどなぜかエネルギーが湧いてくるんですよね。
③仕事の負担が心身ともに減る
わたしの配属先は慢性期病棟と老人ホームだったので、急変や緊急入院、残業はほとんどありませんでした。
急性期病棟のプレッシャーや業務量から解放され、心身ともにすり減らさず働くことができました。
沖縄応援ナースのデメリット
沖縄応援ナースをして後悔は1つもありませんが、感じたデメリットを3つ紹介します。
➀給料はそこまで高くない
沖縄は全国の中でも給料が低めなので、応援ナースとはいえネットやCMで見るほどの高給与ではありません。
ですが、急性期病院での精神的負担や業務量を考えると「プレッシャーも残業もほとんどないのに、こんなにちゃんと給料もらえるんだ」とけっこう感動しました。
②車(免許)があるほうが楽しめる
海や観光地は那覇市外に多いので、車に乗れたほうが存分に沖縄を楽しめます。わたしはカーシェアを利用していました。
那覇市内であればモノレールが走っているので、車がなくても問題ありませんが、運転免許があるとレンタカーなどで行動範囲を広くできておすすめです。
③なんくるないさー精神で仕事をしている人がいる
沖縄県民のなんくるないさー精神は本当に素敵です。しかし、その精神が浸透しすぎているあまり仕事が適当な人も中にはいました。(笑)
「郷に入っては郷に従え」という言葉はありますが、完璧主義な方には向いていないかもしれません。
沖縄応援ナースの応募・採用の流れ
沖縄応援ナースの応募から採用の流れはとてもスムーズに行きます。焦る必要はないですが、どんな求人や条件があるかは早めに調べておくと良いと思います。
また、応援ナースに行きたい人の中には今の職場を辞める必要があります。応募・採用よりも早めに職場で辞めるための準備をしておくことが大事です。
沖縄応援ナースの応募方法
わたしが転職活動にかかった期間は1ヶ月ほどでした。応募の流れは、こんな感じです。
- ナースパワーに登録
- メールで電話ヒアリングの日時調整
- 電話で希望条件や自分の経験を伝える
- メールまたはLINEで求人情報が送られてくる
- 応募する求人を決め、担当者を通して応募
- 電話面接(遠方だったため)
- 1週間ほどで採用の連絡がくる
電話面接は15分ほどのカジュアルなもので、面接官は副師長さんでした。
面接は「人となりを確認する」程度のものだったので、掘り下げた質問はほぼなかったです。志望動機や健康状態、環境が変わることに問題はないかなどを聞かれました。
\ 応援ナースの求人数No.1 /
沖縄応援ナースに採用されてからの流れ
採用が決まり仕事が開始されたのは、沖縄に到着してから1週間後に勤務開始でした。
応援ナースはあくまで即戦力なのでオリエンテーションは軽めで、教えてもらいながら勤務初日から業務にあたりました。基本的な看護技術が身に付いていると業務開始がスムーズです。
わたしは契約満了のタイミングで派遣から常勤に切り替えて、計2年間働きました。
まとめ|迷うなら沖縄応援ナースに行くことをおすすめします
沖縄応援ナースをする決断がなかなかできないという方は、迷っているなら「とりあえず行ってみる」のもありだと思います。わたしは「一生のうちに1回くらいは沖縄に住んでみたいし、沖縄に住んだことがあるって言ったら会話の種になりそう」くらいの本当に軽い気持ちで行きました。
「え、そんなに軽い気持ちで行ったの?」と思う方もいるかもしれませんが、そんなに軽い気持ちで移住できるのが応援ナースの最大の魅力ともいえます。大変な思いをして取得した看護師の資格があるからこそ、行きたい土地に行きたい時に気軽に行けるんです。
せっかくこんなに素晴らしい制度があるのに、使わないなんてもったいないと思いませんか?
迷うくらいなら行ってみて、合わなければ帰ってくればいいんです。行ってみたら、きっとなにか得るものがあると思います。この記事を読んで、「沖縄応援ナースやってみよう!」という気持ちになった方がいたらうれしいです。
\ 応援ナースするならナースパワー /
以下の記事では、応援ナースに行く看護師の9割が利用しているナースパワーについて詳しくまとめています。よかったらあわせて読んでみてください。