育休復帰後の夜勤がやっていけるか不安…
初めての赤ちゃんを育てるって大変ですよね。そんな中、看護師として職場復帰して夜勤もやっていくって考えるとゾッとします。
正直、育休復帰したくない気持ち分かります。
看護師の仕事は立ちっぱなしで超ハード、夜勤は体力的にも精神的にも負担が大きい。子育てに家族の協力が得られていない状況で夜勤なんて考えられないですよね。
このように子育てと看護師の夜勤で悩んでいる看護師ってとても多いんです。
本記事では、看護師の子育てと夜勤の両立するコツ・夜勤にこだわらず無理せず働く方法について紹介します。
子育てと看護師夜勤の両立は難しい?
子育てと夜勤の両立はめちゃくちゃハードです。
もう、身を削って働いている感がすごい…。だって、ただでさえ忙しい看護師に加え、昼間は家事・育児に翻弄されるんですよ。
看護師ママの9割の人が共感してくれると思っています。
特に、小学生にあがるまでは子どもに手がかかります。風邪をひいたりし急遽病院に連れて行かなと行けなかったり…と。
家族の全面協力があって、仕事への理解がある家庭ならば夜勤も乗り越えていけるでしょう。それだけ、夜勤やっている看護師ママは尊敬レベルです。
知ってて損はない夜勤との両立法を紹介します。
子育てと看護師夜勤を両立させるためのコツ!
子育てと仕事を両立させるコツとして次の2つを紹介します。
- 夜勤の回数を減らしてもらうコツ
- 夜間保育を活用するコツ
それぞれ解説していきます。
夜勤の回数を減らしてもらう
上司に相談することで夜勤の回数を減らしてもらうことができます。次のような例文を用意したので活用してみてください。
例文1(師長に直談判パターン)
『子どもが生まれたばかりで、正直夜勤がきついです…。夜勤の回数を月2回までに減らせないでしょうか?』
例文2(相談しやすい上司に聞くパターン)
『忙しいところ恐縮ですが、悩み聞いてもらってもよいですか?育児に追われていて夜勤の回数を減らす方法って先輩方どうされていました?早出や遅出増えてもいいので夜勤を減らしたいのですが…』
ぜひ、この例文を使ってまずは上司に交渉をしてみましょう。いきなり夜勤の回数を減らしてもらうことは難しいと思うので、何度も主張を続けていきましょう。
思い切って相談するって大事。
次の要件を満たす場合は、夜勤免除申請もできるのでチェックしてみてね。
育児・介護休業法では、小学校就学前までの子や要介護状態の家族の世話をする者は、深夜労働を免除される権利があります。
ただし、代わりに面倒を見る者(16歳以上)がいる場合は除きます。
厚生労働省 育児・介護休業法より
対象になる方は、この権利を主張して夜勤を免除することで仕事の負担をグッと減らすことができますね。
職場の夜間保育をフル活用する
子どもを家族に見てもらえず夜勤に入りたくても入れない人もいると思います。そんな時は夜間保育をフル活用しましょう。
- 病院の夜間保育を活用
- 民間の夜間保育を活用
1番は病院の夜間保育を活用する手段が理想ですが、民間でも夜間保育を行っている保育園はたくさんあります。
子どものために夜勤に入ってお給料を維持したいって方は、夜間保育を活用しながら自分の体力と相談してみてね。
看護師は身体が資本!無理は禁物です。
子育てしながら夜勤は無理だと思ったら…
夜勤を減らしても、時短勤務に減らしても子育てしながら仕事することはとても大変ですよね。無理して働き続けても自身の身体や心が壊れてしまっては本末転倒です。
どうしても子育てしながら夜勤することが無理だと思ったら転職することも1つの手段です。
夜勤のない職場やパートに転職することで今より時間と心のゆとりをもって働くことができるようになります。
子育てしながらだと睡眠不足になるわ、時間がないわと心のエネルギーも枯れていきます。
看護師免許があれば正職員に戻ることはいつでも可能です。子どもと触れ合える時間も限られています。夜勤が無理だ!と思ったら働き方を変えてみましょう。
時短勤務・パートで働く
フルタイム正職員で働いている場合には、時短勤務やパートタイムに切り替えることも1つの手段です。
・時短勤務では1日6時間未満に退縮することが可能。
・パートタイムでは週4日1日3時間といった働き方ができる。
時間を確保するためには働き方を変えてみると効果大です。
思い切って退職・転職する
今の職場で時短勤務やパートタイムの切り替えをしてまで働きたくないって人もいると思います。ただ、看護師として働き続けたい。そんな方は、次の手段がおすすめです。
- 育児休業給付金をフル受給
- 気まずいけど退職する
- 失業保険をもらう
- 求職活動をする
- 夜勤がない職場で働く
退職するなら育休明けのタイミングが言いやすいです。なぜなら、育児を理由にできるからです。もし、今の職場を辞めたいと思っていたのであれば思い切ってやめることもアリだと思います。
税金や雇用保険でこれまでお金をたくさん納めてきたと思います。転職する際はしっかりと回収していきましょう。
退職するのであれば失業保険を受給することも可能です。ただし、求職活動をすることが要件となっていますのでご注意を!※失業保険受給の細かな要件はこちら
転職では事前の情報収集がとても大切です。復帰前の時間があるうちにしっかりとリサーチしておくことで、いざ退職・転職となったときによりスムーズに進めることができるのでおすすめです。
以下の記事では、わたしが実際に利用して良かった転職エージェントについてまとめているのでよかったら併せて読んでみてください。
\ 無料で情報収集していこう /
1人目の育休復帰は悩みが多い
第1子を出産後、約1年間の育児休業が終わると仕事へ復帰する人がほとんどだと思います。現場から離れた期間が長く戻ることに不安を抱えますよね。
子の誕生って大きなライフスタイルの変化です。ライフスタイルの変化にともなって働き方を変える看護師って多いんですよね。初めての育休復帰後っていうのは、仕事を変える一つのタイミングかもしれません。
実際に結婚や出産で転職していく看護師をたくさん見てきました。それだけ子育てしながら夜勤対応することは大変という証拠だと思います。
仕事の悩みだけでなく育児の悩みに加わり、時間や心の余裕がなくなっては働きたくても意欲を失ってしまいます。自分の生活リズムにあった働き方に変えて身体と心に余裕を持たせましょう。
まとめ|正直、看護師しながらの子育ては大変!
初めての子育てをやっていけるか不安でいっぱい。思っている以上に子育ては体力的・精神的にきついです。そんな中、看護師として今まで通り夜勤に入って働けるか心配ですよね。
子育てと看護師の両立で大事なことは時間的余裕と精神的余裕を確保することだと思います。
看護師はただでさえストレスが大きい仕事です。人によって感じる余裕は違ってきます。他人と比較することなく自身と相談して自分にあった働き方を選んでいきましょう。
今回は、子育てと看護師の両立の難しさ・両立するコツについて記事にしました。悩んでいるあなたに少しでも参考になれば嬉しいです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
以下の記事では、子育てママにおすすめしたい訪問看護師についてまとめていますので良かったらあわせて読んでみてください。