【違法⁉】河川敷でキャンプってできるの？河川事務所に聞いた結果。

近々、河川敷でキャンプしたい！と考えていたので気になっていたことを電話で聞いてみました。

勝手に使うと違法なんじゃないの？
事前申請や許可が必要なの？

本記事ではこのような河川敷キャンプの疑問点を解決していきます。

結論｜河川敷でキャンプはできます

河川事務所に電話質問した結果、

河川敷でキャンプをしても問題はない。

と回答を貰うことができました。

国土交通省HPにも次のように記載されていました。

河川敷地占用について
河川は公共用物であり、他の河川利用者や近隣住民の迷惑にならないよう配慮し、何人も自由に使用できる場所となっています。

国土交通省HPより

ただし、キャンプをする場所によってローカルルールがあるかもしれないので事前に管轄の河川事務所に電話確認しておくことをおすすめします。

河川敷って？

河川敷は、堤防と堤防に挟まれた区間のことです。一般的に増水した際に水が流れる部分のことを河川敷と呼んでいます。

河川敷のキャンプ利用について国交省に質問してみた

実際に筑後川河川事務所吉井出張所に電話した際に質問は次の４つです。

質問①：河川敷でキャンプってできますか？

A.河川敷の利用は自由です。

Q.キャンプしても大丈夫なんですか？

A.問題ないです。

質問②：キャンプの事前申請や許可は必要ですか？

A.申請や許可は求めていません。マナーを守って使用してもらえば利用自由です。

Q.今回、パークゴルフを運営している近くで利用したいのですがそれでも大丈夫ですか？

A.パークゴルフ場は朝倉市役所さんが借用しているのでそちらにも確認をお願いします。

質問③：YouTube撮影しても大丈夫ですか？

A.あくまで利用は自由なのでYouTube撮影しても問題ないです。

質問④：禁止事項やルールはありますか？

A.直火・ポイ捨て・騒音は止めてください。

Q.そのほかに気を付けることはありますか？

A.近くに旅館が立ち並んでいますので旅館の目の前でのキャンプは止めてください。

Q.旅館から目に入らないところであればOKってことですね？

A.そうですね。あとはマナーを守ってください。

▶河川敷キャンプで使える焚き火台10選！

河川敷キャンプのメリット・デメリット

河川敷キャンプをしてみて感じたメリット・デメリットを紹介します。

メリット

河川敷キャンプのメリットは次の２つ。

• 無料で利用できる
• ロケーションを楽しめる

メリット①：無料で利用できる

河川敷は申請・許可不要で無料で利用できます。

サクッとデイキャンプしたい人やキャンプ場代を抑えたい人にピッタリのキャンプ地です。

メリット②：ロケーションが良い

川に近く開けた土地でキャンプできる河川敷のロケーションは美しいです。

わたしがキャンプした筑後川（朝倉）河川敷はサンライズとサンセットを両方楽しめました。

また、季節にあった野花（菜の花・すすき）なども楽しめロケーションが良いことも魅力です。

デメリット

河川敷キャンプのメリットは次の３つ。

• トイレ、炊事場などがない
• 河川水位に注意
• すべて自己責任

デメリット①：トイレ・炊事場などがない

河川敷はキャンプ場ではないためトイレ・炊事場・管理棟はありません。

近くに公衆トイレがあるかを確認しておきましょう。また、大きめのビニール袋をもっていくと洗い物をまとめたりゴミ袋として使えるのでおすすめです。

デメリット②：河川水位に要注意

河川敷は川の一部です。
短時間に大雨が降ると河川の水位は急上昇します。天気予報をチェックして雨が降らない日にキャンプに行きましょう。

デメリット③：すべて自己責任

河川敷はキャンプ場と違って管理人が在中していません。

事故やトラブルに巻き込まれても自己責任で解決が求められます。

マナーを守りながら河川敷キャンプを楽しみましょう。

筑後川河川敷でキャンプしたみた

河川敷でキャンプをしても問題ないことが確認できたので、実際に福岡県の筑後川河川敷でキャンプをしてきました。

▼河川敷キャンプの写真

▼河川敷キャンプの現地映像

以下の記事では、河川敷キャンプ地の情報をより詳しくまとめていますのでよかったら読んでみてください。

まとめ｜河川敷でキャンプは違法ではない！

河川敷ではじめてキャンプをしてみましたが、無料で自然豊かなロケーションを楽しみながら最高のひとときを過ごすことができました。

キャンプをする前は
『河川敷でキャンプをしたら通報されないの？』
『キャンプするのに申請が必要なの？』
など不安な点もありましたが、河川事務所に確認をすることで解消することができました。

• 無料でキャンプを楽しめる
• ロケーションを満喫できる

この２つを満たすだけでキャンプ地として高評価できます。

トイレが近くになかったり炊事場がないなど不便な一面もありますが、野営キャンプ地として河川敷を満喫してみてはいかがでしょうか。

以下の記事では、キャンプ食材として大活躍するふるさと納税品をまとめていますのでよかったらあわせて読んでみてください。